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競走馬はどうして春生まれが多いの?
早生まれの馬はやっぱり強い?

  • トリビア

2017.2.06

サラブレッドの出産は1月から始まり、3月・4月にピークを迎えます!

まさに、これからが競走馬の出産シーズンになるわけです!


実際にJRAに登録されている現3歳世代の生まれ月をみると、春生まれの馬が多いことが顕著にわかりますよね。

JRAに登録されている現3歳世代の生まれ月

そして、7月から12月までは、外国産馬を除いて誕生月の馬はいません。

(2017年1月23日現在)


私たち人間はすべての月にまんべんなく誕生日の人がいるのに、馬の誕生日は春に集中しているのはどうしてでしょう?

その理由は馬が「季節繁殖動物」だからなんです。

季節繁殖動物とは、一定の季節に繁殖活動を行う動物のこと。その中でも馬は長日性季節繁殖動物といわれ、一日の日が長くなっていく春から夏にかけて繁殖します。


馬の妊娠期間は約340日(11ヶ月ほど)。

春に妊娠して翌年の春に出産すると、草木が生えて馬にとっての食料が豊富になり十分栄養を取れる季節なので、仔馬を育てるにも適しているというわけなのです。

(ヤギや羊は妊娠期間が馬の半分のため一日の日が短くなっていく秋に交配し春に出産する、短日性季節繫殖動物と呼ばれています。)


サラブレッドにおいては生産牧場の人が繁殖牝馬の発情のタイミングを見計らって、種牡馬がいる牧場へ連れて行って種付けを行います。

ちなみに繁殖牝馬は年に1頭しか仔を産むことができませんが、種牡馬は年に何度も種付けすることができるため、同世代のレースでも同じ父を持つ馬が複数頭出走することがあるのです。


ところで人間だと小さい頃は同じ学年でも、早く生まれた子の方が遅い生まれの子よりも早く成長している分、能力差が出るともいわれていますが、馬でもそういうことがあるのでしょうか?


下の表は現3歳世代の2歳時の重賞成績ですが、ご覧いただくと勝率・連対率には若干バラつきがあるものの、複勝率(3着内率)では早く生まれた月の馬ほど活躍が目立っていますよね。


5月生まれでは連対馬が出ていないことからも、2歳の頃は早く生まれた馬の方が成長の早い分有利なのかもしれません。

現3歳世代の2歳時の重賞成績

しかし、5月生まれの馬からも、たくさんの名馬が出ています。

最強世代ともいわれる95年生まれで『日本ダービー(GI)』を勝った「スペシャルウィーク」、2008年に牝馬で『有馬記念(GI)』を勝った「ダイワスカーレット」、2011年のクラシック3冠を含め生涯でGI 6勝を挙げた「オルフェーヴル」、2015年に有馬記念を制した「ゴールドアクター」、2014年『チャンピオンズカップ(GI)』などダートGI 10勝を達成した「ホッコータルマエ」などが5月生まれで歴史に名を残した名馬たち。十分に成長した3歳以降であれば、生まれが遅いから活躍できないなんていうことはないんです!


デビュー間もない馬は競馬新聞の馬柱にも誕生日が記してありますので、春生まれの方は自分と同じ誕生日の馬を見つけて、応援してみてはいかがでしょうか!?

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    Umabi
    競走馬に春生まれが多い理由。 https://t.co/W7bZxgeR70 これから競走馬の出産シーズンを迎える。みんな無事に生まれて、数年後に立派なサラブレッドとして、大きな活躍をしてほしいな。 #うまび #出産シーズン https://t.co/TZcnTTMZaT

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