【レパードステークス2025】追い切り評価と全頭診断をご紹介！最高評価のSランクはコイツだ！

最終追い切りは美浦W６ハロン80秒８－11秒３を馬なりでマークし、コーナー4つでも推進力がまったく落ちませんでした。2週続けて終い11秒台前半を刻む一方、心肺は余裕十分で「息の入り」が極めて優秀です。前走ユニコーンＳではハイペースを前受けして2着に粘り、脚力と持続力は既に証明済みです。新潟の軽いダートでも時計勝負に強いカジノドライヴ産駒で、鞍上ルメール騎手との再コンビは心強いです。馬体の張りと毛ヅヤも良化しており、総合力で頭ひとつ抜けています。

美浦W6ハロン81秒1－11秒1を強めに追われ、ラスト200ｍでギアがもう一段階上がる鋭さを披露しました。前週も81秒9－11秒2と加速ラップを刻み、トモの踏み込みが格段に力強くなっています。芝スタートの経験は少ないものの、母父Spanish Stepsのパワーで砂をしっかり蹴り上げます。前走羽田盃競走で見せた末脚は脅威で、戸崎圭太騎手も手の内に入れています。道中溜めが利くので、外回りの長い直線で一気の差し切りが期待できます。

栗東ＣＷで6ハロン81秒5－11秒4を馬なり併入。大柄な馬体ながら回転の速いフットワークで、ラストまで首の使い方がブレません。2戦連続完勝の内容は着差以上に優秀で、砂を被っても怯まない気性が武器です。川田将雅騎手は新潟ダート1800ｍで高い勝率を誇り、先行有利の馬場なら押し切りまであります。唯一の課題は輸送経験の少なさですが、当週の気配からは問題なくクリアしそうです。

最終は栗東ＣＷ82秒0－11秒5を馬なりで楽々と計時し、前週で一杯に追った反動を感じさせません。前走兵庫CSで5着に敗れたものの、道中で砂を被り続ける厳しい展開でした。今回は外枠を引けばスムーズに運べる可能性が高く、松山弘平騎手のリズム重視の騎乗が光ります。胴長で長く脚を使うタイプなので、直線の長い新潟はベスト舞台です。

坂路52秒1－11秒8を馬なりで消化し、前半から後半にかけて加速ラップを刻んだ点が評価できます。4走前にダ2000ｍで圧勝しており、スタミナ面の裏付けは万全です。母系にヴァイスリージェント系のスピード血統を持つため、時計の速い新潟にも対応可能です。岩田康誠騎手が早めに動けば、上り勝負でも簡単には止まりません。

美浦W82秒3－11秒6を馬なりで併入し、手前替えのスムーズさが際立ちました。前走1勝クラスを大差で圧勝し、一気の重賞挑戦でも勢いは侮れません。斎藤誠厩舎は遠征調整に定評があり、馬体細化の心配は無用です。道中は中団インで脚を溜め、直線で外へ出す形なら掲示板以上が狙えます。

坂路52秒9－12秒3をやや促してマーク。終いの伸びは平均的ですが、前走比＋10㎏の馬体増が実になってきました。気性面の成長で折り合いに進境が見られ、前目のポジションを取れればチャンスが広がります。スタートを決めたいところです。

栗東ＣＷ83秒4－11秒7を一杯に追われ、粘り強さは十分示しました。ただし切れ味勝負になると分が悪いタイプです。馬場が渋れば浮上の余地があり、道悪巧者の石橋脩騎手が巧みに内を突けば一考です。

坂路53秒1－12秒2と時計は平凡ですが、前脚を大きく伸ばすフォームでリズム良く登坂しました。スタートが安定し始めており、ロスなく運べれば末脚が生きます。母父キングカメハメハで底力十分、人気薄なら押さえて損はありません。

最終ＣＷ83秒8－11秒9を強めに追われたものの、併せ馬に遅れ気味でした。とはいえ前走2着時から上昇途上で、馬体の張りは良好です。丸山元気騎手がリズム重視で運べば、3着争いに加わる潜在力があります。

坂路53秒0－12秒4を馬なり単走。軽快なフットワークで滑るように登坂しましたが、ギアの入りはやや遅めです。長く脚を使う展開になれば浮上可能で、内田博幸騎手の仕掛けどころに注目です。

栗東ＣＷ84秒0－12秒0を一杯に追われ併入。長期休養明け3戦目で徐々に本来のバネが戻りつつあります。相手強化で楽ではないものの、馬場が荒れて時計がかかればスタミナを武器に浮上余地があります。

坂路54秒2－12秒6と時計・反応ともに平凡で、前週も動き重めでした。叩き良化型ですが、上位馬との比較では仕上がりが一歩劣ります。大きな相手弱化や展開の助けが必要です。

美浦W85秒1－12秒3で折り合いを欠き、ラストも甘くなりました。行きたがる面が強く、距離1800ｍでスタミナをロスする懸念があります。大外一気の展開待ちとなりそうです。

坂路55秒0－12秒9を一杯に追われても伸び切れず、動きに重さが残ります。砂適性はあるものの、デキが上がってこない印象です。今回は経験を積む一戦と見るのが妥当です。