雨の日の競馬を攻略するには？雨に強い馬や騎手を徹底解説！

競馬は雨でも中止にならない

「競馬は雨で中止になるのか？」

本記事を読む大半の方が気になっていることでしょう。

単刀直入に言うと・・・雨でも競馬は中止になりません。

とはいえ、どんな状態でも無理矢理続行！という訳ではないため、中止となる場合もあります。

そこで、雨の日に取られる対応やどんなとき中止になるのかについて、確認していきましょう。

コースが変更される場合がある

激しい雨で、コースが変更された事例があります。

地方競馬の盛岡競馬場では、2019年,2023年に芝からダートにコースが変わるといったイレギュラーがありました。

主な理由は豪雨による、馬場状態の悪化。

芝からダートにコースが変更されたことから、大荒れの決着となったレースもあるようです。

このようなことは滅多に起こることではありませんが、盛岡競馬場で開催されるレースの馬券を購入する方は天候にも注意するようにして下さい。

競馬が中止になる理由のほとんどは台風

雨で競馬は中止にならないと言いましたが・・・

どんな状態でもレースが開催されるという訳ではありません。

安全面の配慮から、激しい雨や災害時には中止となる場合もあります。

中でも、最も多いのは台風によるもの。

台風は、暴雨だけでなく暴風によって大きな被害をもたらすことがあるため、馬や騎手、観客まで競馬に関わる全ての人の安全を守るため、危険と判断され中止となることがほとんどです。

また、中止となるその他の理由としては、雪や地震などが挙げられます。

特に被害が大きかった東日本大震災の際には、福島競馬場で行われるレースの開催がすべて中止となりました。

もし競馬が中止になった場合

競馬が中止となることはそうありませんが・・・

もしそうなった場合、開催されるはずであったレースや既に購入していた馬券はどうなるのでしょうか。

中止となった場合”代替競馬”か”続行競馬”でレースが開催される

何らかの理由で開催予定であったレースが中止となった場合、基本的に別日での開催が義務付けられています。

その際、レースは”代替競馬“か”続行競馬“で実施されるので、それぞれ詳しく確認していきましょう。

代替競馬とは

出典：JRA日本中央競馬会

台風や降雪などの影響で、全てのレースが中止となった場合には開催日を変更して「代替競馬」が行われます。

基本的に土日開催の中央競馬では、週明けの月曜日に行われることが一般的。

前売りで販売されている馬券を購入していた場合、料金はすべて返還され出馬投票をやり直すことになりますが、それ以外の場合出馬投票はやり直さずに開催されることがあるようです。

続行競馬とは

出典：JRA日本中央競馬会

当日に予定していたレースの半数以上を急な天候の変化で打ち切ることになった場合、残りのレースを行う「続行競馬」が別日に開催されます。

代替競馬と大きく異なるのは、出馬投票をやり直す点。

実際に2011年2月12日(土)の小倉競馬では天候の変化から4R以上が中止となりましたが、出馬投票をやり直した後に続行競馬が同年2月14日に行われました。

馬券を購入したのに中止になった場合は？

既に馬券を購入しているレースが中止となり別日で開催される場合、お話したように原則出馬投票はやり直しになります。

その際、既に購入していた馬券代金は返還されるため、同じ買い目でレースに参加したい場合は再度購入する必要があります。

かなり稀なケースではありますが、覚えておいて損はないでしょう。

雨が及ぼす競馬への影響

雨で中止になることはそうありませんが、競馬に及ぼす影響は小さくありません。

そのため、雨の日の予想は普段とは大きく異なります。

何も知らないまま挑めば、痛い目に合うのはほぼ確実。

ぜひ、ここで紹介する”雨が競馬に及ぼす影響”を頭に入れておいて下さい。

以下の4つが雨による影響です。

• コースへの影響
• 濡れることが嫌いな競争馬
• 騎手の得意・不得意が顕著になる
• 荒れやすくなる

1つずつ詳しく確認していきましょう。

コースへの影響

雨は馬場状態を大きく変化させます。

また、芝とダートで雨が降ったときの影響は全く違うため、ポイントを抑えておかなければ雨の日の競馬を攻略することは困難を極めるでしょう。

では、芝とダートでどのような変化の違いがあるのでしょうか？

晴れの日であれば、芝はスピード重視・ダートはパワー重視となりますが・・・

雨が降った場合は芝はパワー勝負・ダートはスピード勝負となります。

晴れの日・雨の日で求められる能力は異なるため、天候を確認した上で予想を行うようにしましょう。

濡れることが嫌いな競走馬

パチンコ・パチスロは機械ですが、競争馬は”動物”です。

私たち人間と同様に馬にも性格があるため、雨が好きな馬・嫌いな馬が存在します。

落ち着いた様子の馬・明らかに不安気な馬など、様子の変化が見えることも多々。

上位人気馬であっても雨嫌いな馬であれば、雨天決行される際には調子を崩すことも珍しくありません。

雨に強い馬が気になる方は、この後紹介するのでそちらをご覧ください。

騎手の得意・不得意が顕著になる

勿論、雨によって影響が及ぶのは競争馬だけではありません、

騎手も得意・不得意が顕著に現れます。

雨の日は馬場が重・不良になりがち。

出典：JRA日本中央競馬会

重・不良になると走路がぬかるむため、普段のコースを走るわけにはいきません。

そのため、ゴールまでの最短経路の見極めやポジション取りの力が普段以上に求められます。

予想の際には、雨の日に結果を残してる騎手を抑えておくと良いでしょう。

雨に強い騎手についても、この後ご紹介するので、そちらをご確認下さい。

荒れやすくなる

これまで雨が競馬に及ぼす影響について解説してきました。

「雨の日の競馬は荒れる」

と言われる理由は大体掴めたのではないでしょうか。

“荒れる=配当も高くなる”ということ。

馬場状態を参考に、晴れの日と雨の日でどれ程配当に差があるのか確認してみましょう。

雨に強い馬の特徴と血統

続いて、雨に強い馬・騎手の特徴をご紹介。

雨の日の勝率を上げるためには、欠かせない内容となっていますので、ぜひご確認下さい。

雨に強い馬の特徴

お話したように、雨の日は馬場状態が重・不良になります。

また芝とダートで求められる資質が全く正反対。

改めて、芝・ダートにわけて、雨に強い馬の特徴を確認していきましょう。

芝レースで雨が降ると、本来持つクッション性が失われることに加え、滑りやすくなるため競走馬はかなり走り辛くなります。

そのため、馬場状態が良であるときと比べ、タイムは遅くなりがち。

芝レースで雨が降った際には、パワー・スタミナのある馬を選ぶようにして下さい。

一方、ダートレースで雨が降ると、砂が水分を含むことで脚が沈みにくくなりクッション性が生まれるため、競馬馬にとっては走りやすい馬場となります。

そのため、雨が降ってないときよりもタイムの早い決着となることが多々。

ダートレースで雨が降った際には、スピードのある馬に注目してみて下さい。

雨に強い馬の特徴

競馬は「ブラッドレース」と言われるほど血統が重要となる競技。

特に父馬である”種牡馬”の影響を強く受けることが多いです。

それは雨の強さに関しても同様。

そのため雨に強い馬は、血統からある程度判別することが可能です。

以下の表をご覧下さい。

この表は、2022年~2023年の芝レース重・不良馬場でも好走した種牡馬別上位4頭の成績です。

中でも、マクフィを父に持つ馬の成績はズバ抜けており、勝率は15.8%、連対率は31.6%。

3回に1回以上馬券に絡むほどの好成績を残しており、とりあえず買い目に含んでおいても良いでしょう。

続いて、ダートレースでの種牡馬別上位4頭の成績がこちら。

勝率ではディーマジェスティが16.0%、連対率ではアメリカンペイトリオットの23.1%が最高値です。

芝・ダートともに、聞き馴染みのない種牡馬も多く、雨が降った際の予想がいかに難しいのか見て取れます。

ぜひ、この表を上手く活用して雨の日の予想に活かしてみて下さい！

雨でも安定して強い騎手をご紹介！

雨天時には馬場状態が悪化することから、騎手はポジション取りの力などがいつも以上に試されることになります。

そこで、雨でも安定して強い騎手をご紹介！

あなたが雨の日に予想を立てる際に役立つ情報となってますので、ぜひご確認下さい。

今回紹介する騎手は以下の3名。

• C.ルメール
• 川田将雅
• 横山武史

1名ずつ詳しく確認していきましょう。

①C.ルメール

競馬をする方であれば誰もが知っているであろう、名騎手の1人。

その実力は圧倒的で、JRAが公開する2023年度のリーディングジョッキーで1位を獲得しています。

勝率24.8%、連対率42.6%、3着内率は55.9%という異次元の成績。

雨の日にも安定して強い騎手であることは言うまでもないでしょう。

②川田将雅

武豊騎手に次ぐスピードで、1000勝達成するほどの実力の持ち主である川田騎手。

その実力は折り紙付きで、2019年以降リーディングジョッキーの順位では2位より下になったことは1度もありません。

先程ご紹介したルメール選手と並んで、最高峰の選手の1人。

馬の力を引き出すことに長けており、名馬達と共に数々の勝利を掴んでいます。

重・不良馬場でも遺憾なくその実力を発揮してくれるため、出走表に名前があれば要注目です。

③横山武史

横山武史騎手は、競馬界のこれからを担う若手のスター騎手。

2020年にJRA関東リーディングジョッキーを最年少で獲得しており、積極性のある騎乗スタイルに定評があります。

中でも、ポジション取りが非常に上手。

馬のコントロールが難しい重・不良馬場でも安定して好成績を収めてくれます。

雨の日でも注目するべき騎手の1人であることは間違いありません。

雨が降ったときの予想のポイント3選！

これまでお話してきたように、雨が降っても競馬が中止になることは滅多にありません。

そのため、雨が競馬に与える影響を把握した上で、予想を立てることが非常に重要。

そこで、雨が降った際の予想のポイントを3つに厳選してご紹介します。

• 馬場状態を把握する
• 単勝のオッズが2倍未満の馬は要確認
• 雨に強い馬・騎手を調べる

「荒れる」と言われる雨の日の競馬を攻略するには、どれも欠かせないポイントとなっているので、ぜひ予想に活用して下さい。

①馬場状態を把握する

レース当日の馬場状態を把握することは非常に重要です。

「レース当日、急に雨が降ってきたけど馬場の状態はそんなに悪化してない・・・」

「前日の雨のはけが悪くまだ馬場状態が悪い・・・」

なんてことはよくあること。

レース当日だけでなく前日から天候を把握しておき、馬場状態を確認した上で予想を立てるようにして下さい。

②単勝のオッズが2倍未満の馬は要確認

単勝のオッズが2倍未満の馬は雨が降ったからといって、早々に見限るのは禁物です。

オッズが2倍未満の馬は他の競走馬と比べ、並外れた実力を持っていることがほとんど。

馬場状態が悪くなったとしても、信頼できる馬である可能性がかなり高いです。

もし何も重要な理由がないのであれば、下手に買い目から外すのはオススメ出来ません。

③雨に強い馬・騎手を調べる

1番人気馬を確認した後は、人気上位馬から順に重・不良馬場の戦績を確認して下さい。

この際、人気下位馬まで余すことなく確認することを強くオススメします。

「雨の日が荒れる」と言われる由縁は、人気下位馬が好走を魅せることがあるから。

人気下位馬であっても、馬券に絡む可能性は充分にありえます。

また同程度の人気である雨に強い馬がおり、どちらか一方しか買い目に含めることができない場合は、騎手を確認してみて下さい。

まとめ

今回は「雨の日の競馬」について紹介しました。

競馬では、台風などの災害を除いてレースが中止になることはほとんどありません。

しかし雨による影響は大きく、予想を当てるとなると至難の業。

正直なところ、今回紹介した予想のポイントを抑えたとしても、決して簡単ではないでしょう。

本記事を読んで下さってる方の中には、

「雨の日の競馬で勝ちたい！」

といった思いのある方も少なくないはず。

そこで、今回はここまで読んで下さった方限定で、雨の日でも安定して勝つための方法をご紹介します。

それは・・・競馬予想サイトを利用することです！

競馬予想サイトとは登録するだけで、プロによる精度の高い予想を受け取ることができるサイトのこと。

正直なところ、全く当たらない予想を公開しているサイトも少なくありません。

しかし、今回皆さんに紹介するのは、競馬ビビットが実際にお金を投資して検証を行った上で優良認定したサイトのみ。

もちろん、天候に左右されて的中率が下がるといったことはありません。

登録費や月額料金などもなく、無料で予想を確認できるのでぜひ１度試してみて下さい。

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