菊花賞2026のAI全頭診断!最終追い切り・調教評価から導き出した有力馬とは?

菊花賞2026のAI全頭診断・追い切り評価のアイキャッチ

菊花賞2026は春のクラシック二冠を制したロブチェンの三冠達成に注目が集まっている一戦。

各馬が初めて3000mに挑むため、これまでの実績だけで優劣を判断するのは難しいところです。

さらに、各馬の距離適性やレース展開への対応力に加え、本番に向けてどこまで仕上がっているかも見極める必要があります。

初めての3000mに挑む各馬の実力や仕上がりを見極めも重要です。

そこで本記事では、菊花賞2026の出走馬18頭をビビットAIが全頭診断。

競走能力や距離適性、展開への対応力をもとにS〜Dの5段階で評価し、それぞれの強みや不安材料を詳しく解説します。

さらに、最終追い切り・調教内容も独自に分析。調教時計だけでなく、併せ馬での動きや1週前からの変化を比較し、各馬の仕上がりを評価しました。

AI全頭診断と追い切り評価の両面から、菊花賞2026の注目馬や不安が残る馬を明らかにしていきます。

ビビットAIによる菊花賞2026の予想

この記事の監修者・執筆者
  • 競馬ビビットのAIのサムネイル
    監修者 ビビットAI

    過去10年間のビッグデータを学習し、各レースの統計的傾向や最適な予想を解析。

    さらに[本命馬・穴馬][注目馬][展開・シミュレーション] など、多次元の予測モデルを用いて状況に応じた最適な予想を提供。

    継続的にデータを蓄積しており、今後アルゴリズムの強化により予想精度のさらなる向上を予定しています。

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  • 競馬ビビットの執筆者[松本一樹]
    執筆者 松本一樹

    競馬ビビットの監修者を務める。競馬予想サイトの元運営者。

    競馬予想サイトを運営する悪徳会社の存在を知り「競馬予想サイトに騙される人を0にする」という理念を掲げて競馬ビビットの運営を始める。

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菊花賞2026のAI全頭診断・評価一覧をもとに詳しく解説

はじめに菊花賞2026の出走馬18頭について、近走のレース内容や3000mへの適性や展開面の強みと不安材料を個別に解説。

同じ距離やコースでの実績が少ない3歳馬にとって、初めての3000m戦に対応できるかは重要なポイントとなります。

そのため、過去の着順や上がりタイムだけでなく、道中の折り合いや末脚の持続力・想定される展開との相性は押さえておきたいところ。

各馬がどのような展開で力を発揮できるのか、反対にどのような条件で苦戦する可能性があるのか。

ビビットAIの全頭診断をもとに18頭それぞれの強みと課題を詳しく見ていきましょう。

※各馬の診断結果は、馬名をタップすると確認できます。


① エムズビギン
C評価

重賞実績はあるが、3000mへの対応が課題

【評価できる材料】

きさらぎ賞2着の実績があり、世代の重賞戦線でも通用するスピード能力を示している。一定の競走能力は評価できる一頭。

【不安材料】

これまでの好走実績は中距離戦が中心。3000mへの距離延長で同じ走りができるかは未知数で、道中の折り合いも重要になる。

菊花賞での診断

距離延長に対応できれば相手候補に浮上する余地はある。ただし、現時点では長距離適性を積極的に評価できる材料が少なく、過信は禁物。


② コンジェスタス
B評価

京都での重賞実績と持続力を評価

【評価できる材料】

京都新聞杯を制し、日本ダービーや神戸新聞杯でも上位馬から大きく離されていない。長く脚を使える点は、早めに勝負が動く菊花賞でも武器になる。

【不安材料】

近走では上位争いに加わりながらも、勝ち切れていない。今回も有力馬が早めに動く展開なら、最後まで踏ん張れるかが課題となる。

菊花賞での診断

京都コースでの実績と持続力は評価材料。瞬発力だけの勝負より、長く脚を使う展開になれば上位進出の可能性が高まる。


③ アウダーシア
B評価

末脚は魅力。仕掛けどころが鍵

【評価できる材料】

スプリングSを差し切り、セントライト記念でも3着に好走。終盤に鋭く伸びる脚を持っており、能力面では軽視できない。

【不安材料】

後方からの競馬になった場合、仕掛けるタイミングが重要になる。3000mでは直線だけで差を詰めることが難しい展開も考えられる。

菊花賞での診断

末脚の破壊力は魅力だが、今回はその脚をどこで使うかが鍵。道中で無理なく運び、勝負どころからスムーズに進出できる展開が理想となる。


④ ショウナンガルフ
D評価

近走内容から強調材料が乏しい

【評価できる材料】

これまで複数のレースを経験しているものの、今回のGⅠで強調できる近走実績は限られる。条件の変化が巻き返しにつながるかを見極めたい。

【不安材料】

前走ポートアイランドSでは11着。近走の結果からは、現状で上位馬と互角に戦えるだけの裏付けが乏しい。

菊花賞での診断

距離延長による変化を期待する余地はあるが、現時点で強気に評価する根拠は不足。馬券に組み込むには、近走からの巻き返しを裏付ける材料が欲しい。


⑤ ジャスティンシカゴ
A評価

先行力と持久力は大きな武器

【評価できる材料】

セントライト記念では好位から抜け出して重賞初制覇。稍重馬場でも結果を残しており、位置を取りながら最後まで脚を使える点を評価したい。

【不安材料】

2200mから3000mへの距離延長は新たな課題。序盤から前を追いかける形になると、終盤まで余力を残せるかが問われる。

菊花賞での診断

無理なく好位につけ、道中で脚を温存できれば粘り込みも十分考えられる。後方勢の仕掛けに対して、どこまで早めに対応できるかがポイント。


⑥ バステール
B評価

ダービー3着の地力。巻き返しが焦点

【評価できる材料】

弥生賞を勝ち、日本ダービーでは向正面から動いて3着。早めに進出しながら最後まで踏ん張った内容は、長距離戦でも評価できる材料となる。

【不安材料】

前走セントライト記念は13着と大敗。稍重馬場や展開が合わなかった可能性はあるが、今回の3000mで本来の力を取り戻せるかは慎重に見極めたい。

菊花賞での診断

ダービーで見せた持続力を再現できれば巻き返しの余地はある。ただし、前走内容を考えると、実績だけを根拠に上位評価するのは危険。


⑦ ラージアンサンブル
C評価

距離延長に期待も近走成績が課題

【評価できる材料】

芝2200mのすみれSを勝利。短距離向きの速さだけに頼るタイプではなく、今回の距離延長で走りが変わる可能性は残されている。

【不安材料】

皐月賞8着、セントライト記念7着と、重賞の上位馬を相手に結果を残せていない。今回さらに距離が延びる中で、決め手の差を埋められるかが課題。

菊花賞での診断

早めに脚を使う展開で持ち味が生きる可能性はあるが、近走の内容からは評価を大きく引き上げにくい。上位争いには展開の後押しが必要。


⑧ ロブチェン
S評価

三冠達成を狙う能力最上位の一頭

【評価できる材料】

皐月賞と日本ダービーを制し、神戸新聞杯でも早めに動いて差し切り勝ち。異なる距離や展開で結果を残しており、競走能力と対応力は今回のメンバーでも最上位と考えられる。

【不安材料】

3000mは初めての距離。春の二冠を制した能力があっても、序盤から力む展開になれば、最後まで同じ脚を使えるとは限らない。

菊花賞での診断

能力面では三冠達成の最有力候補。道中で無駄な力を使わずに運べるかが鍵となる。折り合いがつけば、勝ち切る可能性は十分にある。


⑨ ゴーイントゥスカイ
A評価

2400mでの実績と鋭い末脚に注目

【評価できる材料】

青葉賞を勝ち、日本ダービーでも上がり最速の脚で4着に好走。2400mの重賞で結果を残しており、長めの距離で末脚を発揮できる点は魅力。

【不安材料】

鋭い末脚がある一方、菊花賞では勝負どころから長く脚を使う形になる可能性がある。東京2400mで見せた瞬発力を、3000mでも発揮できるかは未知数。

菊花賞での診断

実績と末脚の鋭さから上位候補に入る一頭。直線に向くまで脚を温存できるか、あるいは早めの進出にも対応できるかが勝敗を分ける。


⑩ ダノンヒストリー
A評価

2600mで圧勝。新興勢力の有力候補

【評価できる材料】

前走の阿寒湖特別を8馬身差で圧勝。芝2600mで結果を残していることは、3000mに挑む今回のメンバーの中でも大きな強みになる。

【不安材料】

これまでの勝ち方は優秀だが、今回は一気に相手が強くなる。前走の着差だけで二冠馬や重賞上位馬より高く評価するのは早計。

菊花賞での診断

長距離への対応力は高く評価したい一方、今回が本当の能力試験となる。GⅠの相手関係でも持ち味を発揮できれば、三冠阻止の有力候補となるだろう。


⑪ アスクエジンバラ
B評価

安定した実績と立ち回りの柔軟性

【評価できる材料】

ホープフルS3着、皐月賞4着とGⅠでも上位争いの経験がある。戦法に幅があり、極端な展開にならなければ持ち味を発揮できる可能性がある。

【不安材料】

上位馬に大きく離されてはいないものの、近走では勝ち切れていない。3000mという新たな条件で、勝負どころからさらに一段上の脚を使えるかが課題。

菊花賞での診断

位置取りを柔軟に選べる点は長距離戦で魅力。勝ち切るには決め手の上積みが欲しいが、立ち回り次第では上位争いに加わっても不思議はない。


⑫ サノノグレーター
C評価

瞬発力は魅力も長距離対応に疑問

【評価できる材料】

ラジオNIKKEI賞を鋭い末脚で制し、速い時計で決着したレースにも対応している。直線で一気に加速できる能力は魅力。

【不安材料】

前走セントライト記念は11着。今回はさらに距離が延びるため、中距離で発揮した瞬発力がそのまま通用するとは限らない。

菊花賞での診断

終盤まで脚を温存できる展開なら一発の可能性はある。ただし、早い段階から持続力を求められる競馬では不安が大きく、展開への依存度は高い。


⑬ キンググローリー
C評価

2500m勝利の経験をどう生かすか

【評価できる材料】

九十九里特別を制しており、長めの距離で結果を残した。3000mへの距離延長を考えるうえでは、一定の評価材料になる。

【不安材料】

今回は重賞実績の豊富な相手との対戦になるため、条件戦での勝利だけでは能力比較が難しい。距離が延びることだけを理由に評価を上げるのは危険。

菊花賞での診断

長距離寄りの条件で結果を残している点には注目したい。ただし、GⅠで上位争いに加わるには、これまで以上の競走内容が求められる。


⑭ マジョレルブルー
B評価

3連勝の勢いと2400m実績が魅力

【評価できる材料】

京都芝2400mで未勝利戦を勝ち、東京芝2400mの1勝クラス、能勢特別と3連勝。長めの距離でも結果を残しており、京都での勝利経験も強み。

【不安材料】

重賞での能力比較ができておらず、今回の相手強化は大きな試練。2400mで好走していても、3000mを問題なく走り切れるとは断定できない。

菊花賞での診断

勢いのある上がり馬として注目したい。強敵相手でも道中で脚を温存し、長距離適性を発揮できるなら馬券圏内に加わる可能性がある。


⑮ シートゥサミット
B評価

2400mでの安定感と持続力を評価

【評価できる材料】

近4戦の芝2400mではすべて3着以内。神戸新聞杯でも向正面から早めに動いて3着に粘っており、持続力を生かした競馬ができる点は魅力。

【不安材料】

今回はさらに600mの距離延長。神戸新聞杯と同様に早めに動いた場合、3000mの最後まで脚を使えるかは未知数。

菊花賞での診断

距離への対応を期待できる実績があり、先行勢を早めに捉える展開なら上位進出も視野に入る。ただし、仕掛けが早すぎると終盤に影響するため、ペース配分が重要。


⑯ ショウナンハヤナミ
C評価

若駒S勝利も近走の巻き返しが必要

【評価できる材料】

若駒Sを制した実績があり、素質を示した時期もある。休養を経て本来の競走能力を取り戻せれば、前走からの変化を期待する余地はある。

【不安材料】

前走の神戸新聞杯は10着。骨折による休養を挟んでおり、競走内容からは以前の水準に戻ったと判断しにくい。

菊花賞での診断

過去の勝利実績だけで強気に評価するのは難しい。今回の3000mがプラスに働く可能性はあるものの、現状では大幅な巻き返しを裏付ける材料が不足している。


⑰ チャリングクロス
D評価

相手強化と近走内容に不安

【評価できる材料】

近走で芝2200m以上のレースを経験しており、距離への対応を検討するうえでは一定の判断材料となる。

【不安材料】

前走の日本海Sは7着。重賞上位馬との能力差がどの程度あるのかは不透明で、さらに距離が延びる点も課題。

菊花賞での診断

近走の結果から積極的に狙う根拠は乏しい。距離延長による変化を期待する場合でも、GⅠで上位争いに加わるには大きな上積みが必要となる。


⑱ ナリタエスペランサ
C評価

2600mの実績はあるが前走大敗

【評価できる材料】

芝2600mの帆柱山特別を勝利。比較的長い距離で結果を残しているため、3000mへの延長を考えるうえでは一定の評価材料になる。

【不安材料】

前走の芝2200m戦では12着と大敗。今回はさらに相手が強くなるため、長距離実績だけで上位争いを期待するのは難しい。

菊花賞での診断

芝2600mでの勝利は評価できるものの、前走内容を踏まえると慎重な判断が必要。上位進出には近走からの大きな変化が求められる。

今回のAI全頭診断では、皐月賞・日本ダービーの二冠を制した⑧ロブチェンを唯一のS評価としました。

これに続くA評価は⑤ジャスティンシカゴ、⑨ゴーイントゥスカイ、⑩ダノンヒストリーの3頭。

いずれも近走の実績や競走内容に評価できる材料があり、ロブチェンの三冠達成を阻む存在として注目しています。

実績上位馬でも距離延長への不安は残るため、能力差だけでなく道中の折り合いや展開への対応力が勝敗を左右すると考えたうえでの評価となりました。

S・A評価の注目馬

今回の全頭診断では、⑧ロブチェンを唯一のS評価とし、⑤ジャスティンシカゴ、⑨ゴーイントゥスカイ、⑩ダノンヒストリーの3頭をA評価としました。

4頭にはそれぞれ異なる強みがあり、どの能力を重視するかによって馬券の組み立て方も変わります。

馬名・評価 注目ポイント
⑧ロブチェン
S評価
世代最上位の実績と展開への対応力
⑤ジャスティンシカゴ
A評価
好位から運べる先行力と持続力
⑨ゴーイントゥスカイ
A評価
2400mの重賞実績と鋭い末脚
⑩ダノンヒストリー
A評価
2600mでの圧勝実績と長距離適性

この中で最も軸馬に適していると判断したのは⑧ロブチェンです。

春のクラシック二冠に加えて、秋初戦の神戸新聞杯も勝利。

異なる展開で結果を残しているため、3000mへの対応という課題はありますが能力面では最も信頼できる存在と考えています。

一方、A評価の3頭はロブチェンとは違う強みを持っています。

⑤ジャスティンシカゴは前で運べる点、⑨ゴーイントゥスカイは長めの距離で発揮した末脚、⑩ダノンヒストリーは2600mで示した持久力が大きな強み。

現時点では⑧ロブチェンを中心に考えつつ、展開や馬場状態によってA評価3頭の優先順位を見直すのが有効でしょう。

B評価の相手候補

B評価としたのは、②コンジェスタス、③アウダーシア、⑥バステール、⑪アスクエジンバラ、⑭マジョレルブルー、⑮シートゥサミットの6頭です。

いずれも上位争いに加わる材料はありますが、勝ち切るには距離適性や展開など、何らかの条件がかみ合う必要があると判断しました。

馬名・評価 相手候補としての評価
②コンジェスタス
B評価
京都での重賞実績と持続力。
早めに勝負が動く展開に期待。
③アウダーシア
B評価
重賞勝利の実績と鋭い末脚。
仕掛けどころが鍵。
⑥バステール
B評価
ダービー3着の地力。
前走からの巻き返しが条件。
⑪アスクエジンバラ
B評価
GⅠでの好走実績と自在性。
立ち回り次第で浮上。
⑭マジョレルブルー
B評価
3連勝の勢いと2400m実績。
相手強化への対応が焦点。
⑮シートゥサミット
B評価
2400mでの安定感と持続力。
ペース配分が重要。

この6頭は単純に能力順で比較するよりも、どのようなレース展開になれば上位に食い込めるのかを考えることが重要です。

②コンジェスタスと⑮シートゥサミットは長く脚を使える点が共通しており、早めにペースが上がる展開なら評価を引き上げたい2頭。

対して、③アウダーシアは末脚を生かせる流れが理想。

⑥バステールと⑪アスクエジンバラは春のGⅠで結果を残した実績馬ですが、前者は近走からの巻き返し、後者は勝ち切るための決め手が課題です。

⑭マジョレルブルーは重賞での能力比較でこそ厳しいものの、3連勝の勢いを考慮すれば馬券に加える価値は高い1頭と言えます。

B評価の6頭をすべて相手に加えるのではなく、想定する展開にあわせて選出してください。

C・D評価の不安が残る馬

C評価の6頭とD評価の2頭については、現時点で上位評価に必要な材料が不足していると判断しました。

ただ、C評価は好走の可能性を残しつつ不安材料が目立つ馬、D評価は積極的に狙う根拠が乏しい馬として区別しています。

馬名・評価 不安材料
①エムズビギン
C評価
中距離での実績が中心。
3000mへの適性が未知数。
⑦ラージアンサンブル
C評価
近走の重賞で結果を残せず、
能力比較で見劣る。
⑫サノノグレーター
C評価
鋭い末脚は魅力だが、
距離延長と前走大敗が課題。
⑬キンググローリー
C評価
2500mの勝利実績はあるものの、
GⅠでの能力比較が難しい。
⑯ショウナンハヤナミ
C評価
休養を挟んだ近走の内容から、
復調を判断しにくい。
⑱ナリタエスペランサ
C評価
2600mでの実績はあるが、
前走大敗と相手強化が不安。
④ショウナンガルフ
D評価
近走不振が続き、
今回の条件で強調できる材料が少ない。
⑰チャリングクロス
D評価
重賞実績が不足し、
前走内容からも上位争いは厳しい。

C評価の中では、⑬キンググローリーと⑱ナリタエスペランサは比較的長い距離で勝利した経験を持っていますが・・・

長距離実績があることと、G1で上位争いができることは別問題。

今回の相手関係でも持ち味を発揮できるかは慎重に見極めたいところです。

また、⑫サノノグレーターは鋭い末脚を持つものの、距離延長への不安が大きく、展開への依存度も高いと考えられます。

D評価の④ショウナンガルフと⑰チャリングクロスについては、近走内容や上位馬との能力比較から厳しい評価としました。

ただし、C・D評価だからといって馬券圏外を断定するものではありません。

3000mへの距離延長によって、これまでとは異なる走りを見せる可能性もあります。

現時点ではS・A評価の4頭を中心に据えながら、波乱の展開を想定して1~2絡めるのも面白いでしょう。

菊花賞2026の最終追い切り・調教評価一覧

今回は時計の速さだけでなく、追走時の動きや併せ馬との比較や調整過程も重視。

明確な上積みが確認できない馬や、動きに不安が残る馬には厳しい評価を付けています。

まずは、各馬の追い切り評価を一覧で確認してみましょう。

馬名・評価 追い切り診断
①エムズビギン
B評価
1週前に鋭く加速し、最終追い切りは軽めの調整。
順調だが大幅な上積みまでは確認できない。
②コンジェスタス
B評価
1週前と同じ全体時計を馬なりで記録。
ただ、手前替えの際にもたれる点は注意。
③アウダーシア
C評価
一杯に追われながら未勝利馬に遅れ。
最終追い切りの反応に物足りなさが残る。
④ショウナンガルフ
D評価
2週続けて併せ馬に遅れ、
全体時計も好調時に及ばない。
復調の兆しは限定的。
⑤ジャスティンシカゴ
B評価
併せ馬でスムーズな反応を見せ、好調を維持。
前走からの大幅な良化は見られない。
⑥バステール
D評価
併せ馬で2週続けて遅れ、
最終追い切りでは集中力にも課題。
好調時との比較で減点。
⑦ラージアンサンブル
C評価
1週前の自己ベストは評価できるが、
最終追い切りでは動きと状態面に不安が残る。
⑧ロブチェン
B評価
直線の反応と伸びは良好。
ただ、道中の折り合いに不安があるためA評価は見送り。
⑨ゴーイントゥスカイ
未評価
最終追い切りの詳細情報を確認できていないため、
評価を保留。
⑩ダノンヒストリー
A評価
最終追い切りは馬なりで先着。
1週前より馬体と動きがまとまり、仕上がり良好。
⑪アスクエジンバラ
A評価
1週前に終い10.9秒、最終追い切りも11.3秒。
負荷をかけながら鋭い伸びを維持。
⑫サノノグレーター
B評価
1週前に自己ベストを記録し、最終追い切りも軽快。
ただし最終の時計だけでは強調しづらい。
⑬キンググローリー
D評価
動きの硬さが残っている印象。
格下の併せ馬にも余裕のある先着とはいえない。
⑭マジョレルブルー
B評価
最終追い切りで坂路自己ベスト。
フォームは安定しているが、手前替えなどに改善余地。
⑮シートゥサミット
B評価
最終追い切りは軽め。
中間にCWで負荷をかけており、調整過程はおおむね順調。
⑯ショウナンハヤナミ
B評価
最終追い切りで坂路自己ベスト。
1週前の踏み込みには課題が残るが、動きは良化。
⑰チャリングクロス
C評価
1週前は一杯に追われて格下馬に遅れ。
最終は改善したが、上積みは限定的。
⑱ナリタエスペランサ
B評価
中間から入念に乗り込まれ、最終も軽快な動き。
大きな変わり身までは感じられない。

今回の追い切り評価では、アスクエジンバラとダノンヒストリーの2頭を最高評価のAとしました。

アスクエジンバラは1週前から鋭い伸びを見せ、最終追い切りでも高いパフォーマンスを維持。

一方、ダノンヒストリーは1週前から動きが良化しており、レースに向けて順調に仕上がっている印象です。

対照的に、クラシック3冠がかかっているロブチェンは直線での反応こそ良かったものの、道中の折り合いに不安を残す状態と評価しました。

今回の菊花賞で特に注目したいのは追い切りで高い完成度を示した馬が、実績は十分でも仕上がりに課題を残した馬がいることです。

3000mという未知の距離に挑む一戦だからこそ、能力や実績だけでなく本来の力を発揮できる状態にあるかも見極めが菊花賞2026の攻略のカギと言えるでしょう。

菊花賞2026の最終追い切りで注目したい馬

先ほどの追い切り評価一覧をもとに、今回は特に注目したい馬と仕上がりに不安が残る馬をピックアップしました。

追い切り評価が同じ馬でも、好時計を記録した馬や前走時より動きが良くなった馬など、評価の理由はそれぞれ異なります。

ここからは、時計だけでは判断できない動きの変化や併せ馬での反応から、一覧表だけでは分からない各馬の状態を詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

追い切りで高く評価した馬

今回の追い切りでは、A評価のアスクエジンバラとダノンヒストリーに加え、B評価の中からも注目したい2頭を選出。

追い切りで好時計を記録した馬だけでなく、1週前から動きが改善した馬や、十分な負荷をかけたうえで最終調整を終えた馬にも目を向けています。

ここからは好材料が見られた4頭について、調教時計や動きの変化を比較しながら高く評価した理由を詳しく解説します。

⑪アスクエジンバラ

A評価

高評価のポイント
速い全体時計と鋭い末脚を両立
比較項目 1週前 最終
栗東CW 6F 83.6秒 81.5秒
ラスト1F 10.9秒 11.3秒
追い方 一杯 G前仕掛け

1週前にはラスト1F10.9秒を記録し、強く追われてから鋭い伸びを見せました。

最終追い切りでは6F81.5秒と全体時計を短縮。終いも11.3秒でまとめており、長めから速い時計を出しながら、直線でもしっかり脚を使えています。

2週続けて岩田康誠騎手が騎乗し、コーナーで落ち着いて走れていた点も好材料です。

評価の結論:全体時計と終盤の伸びを高い水準で両立しており、今回のメンバーでは特に充実した調整内容と判断しました。

⑩ダノンヒストリー

A評価

高評価のポイント
1週前から動きが良化し、余力を残して先着
比較項目 1週前 最終
美浦W 5F 66.6秒 67.6秒
ラスト1F 11.8秒 11.7秒
追い方 強め 馬なり

1週前は強めに追われて5F66.6秒、ラスト1F11.8秒を記録。併せ馬に先着したものの、馬体にはまだ良化の余地が残っていました。

最終追い切りでは馬なりで5F67.6秒、ラスト1F11.7秒を記録し、ミッキーファルコンに半馬身先着しています。

1週前より軽い負荷で終いの時計を短縮したことに加え、馬体がまとまり、直線でもスムーズに脚を伸ばせていた点が好印象でした。

評価の結論:1週前の負荷が最終追い切りの動きに表れており、本番に向けて順調に仕上がりが進んでいると判断しました。

⑯ショウナンハヤナミ

B評価

高評価のポイント
最終追い切りで坂路自己ベストを更新
比較項目 1週前 最終
調教コース 栗東CW 栗東坂路
時計 6F84.7秒 4F52.9秒
ラスト1F 11.4秒 12.0秒
追い方 G前仕掛け 末強め

1週前は栗東CWで6F84.7秒、ラスト1F11.4秒を記録。終盤までしっかり脚を使えていましたが、追われてからの踏み込みには物足りなさが残りました。

一方、最終追い切りでは栗東坂路で4F52.9秒の自己ベストを記録。1週前よりも脚取りに力強さが増し、手前を替えてからも活気のある動きを見せています。

調教コースが異なるため時計の単純比較はできませんが、最終追い切りで動きが良くなっていた点は評価できます。

評価の結論:最終追い切りで明確な良化が見られたことは好材料。ただし、1週前に残った踏み込みの課題も踏まえ、B評価としました。

⑫サノノグレーター

B評価

高評価のポイント
1週前に自己ベストを記録し、併せ馬に2馬身先着
比較項目 1週前 最終
美浦W 6F 81.3秒 88.3秒
ラスト1F 11.1秒 12.6秒
追い方 強め 馬なり

1週前は美浦Wで6F81.3秒、ラスト1F11.1秒を記録。7Fから長めに追われて自己ベストを更新し、併せ馬にも2馬身先着しています。

直線での手前替えがスムーズで、追われてから素早く反応できていた点も評価できます。

最終追い切りは6F88.3秒、ラスト1F12.6秒と軽めの調整にとどめていますが、動きに硬さは見られず、最後まで無理なく走れていました。

評価の結論:1週前に十分な負荷をかけ、最終追い切りでは状態を維持する調整ができています。好材料は多いものの、最終追い切りでの強い負荷に対する反応は確認できないため、B評価としました。

追い切りで評価を下げた馬

今回の追い切りでは、有力馬の中にも仕上がりや動きに不安が残る馬が見られました。

特に、実績上位馬だからといって調教評価まで高くなるとは限りません。

今回は人気や実績に対して気になる材料があった4頭を取り上げ、減点につながった内容を詳しく解説します。

⑧ロブチェン

B評価

減点したポイント
直線の伸びは良好も、道中の折り合いに不安
比較項目 1週前 最終
調教コース 栗東CW 栗東CW
時計 6F80.7秒 4F52.5秒
ラスト1F 11.4秒 11.1秒
追い方 G前気合付 馬なり
併せ馬 半馬身先着 半馬身先着

直線の反応や時計は優秀だが、道中で折り合いを欠く場面があった点は見過ごせません。

3000mという距離を考えると、余計な力を使う走りは大きな不安材料といえます。

仕上がり自体は良好でも全幅の信頼を置ける調教内容ではなく、B評価が妥当と判断しました。

②コンジェスタス

B評価

減点したポイント
手前替えの際にもたれる癖が残る
比較項目 1週前 最終
栗東坂路 4F 54.3秒 54.3秒
ラスト1F 12.0秒 12.2秒
追い方 末一杯 馬なり
調教内容 手前替えでもたれる 同様の動きあり

馬なりで1週前と同じ時計を記録した点は評価できる一方、手前を替える際のもたれが2週続けて見られたことは気がかり。

以前からの癖とはいえ、走りの安定性に課題を残しているためA評価を付けるには物足りない印象です。

順調な調整は認めつつも、B評価にとどめるのが無難と判断しました。

③アウダーシア

C評価

減点したポイント
一杯に追われながら未勝利馬に遅れる
比較項目 1週前 最終
美浦W 5F 67.2秒 67.4秒
ラスト1F 11.4秒 12.0秒
追い方 直線一杯 一杯
併せ馬 半馬身遅れ 半馬身遅れ

1週前の動きには見どころがあったものの、最終追い切りでは一杯に追われながら未勝利馬に遅れる結果となっています。

相手が馬なりだったことを考えると、重賞馬として物足りない内容というのは否めないでしょう。

最終段階で十分な反応を示せなかった点は重く、積極的に評価を上げられる仕上がりとは言えません。

⑥バステール

D評価

減点したポイント
2週続けて併せ馬に遅れ、集中力にも不安
比較項目 1週前 最終
栗東CW 6F 82.5秒 85.8秒
ラスト1F 11.4秒 11.6秒
追い方 一杯 馬なり
併せ馬 クビ差遅れ 1馬身遅れ

2週続けて併せ馬に遅れ、追われてからの伸びや集中力にも不安が残る結果に

好調時と比較しても動きに物足りなさがあり、最終追い切りでも明確な改善は見られていません。

ダービー3着の実績を考慮しても、今回の調教内容を高く評価する根拠は乏しいと判断してD評価としました。

菊花賞2026のAI全頭診断・最終追い切りまとめ

今回は、菊花賞2026の出走馬18頭を対象にAI全頭診断と最終追い切り・調教評価を行いました。

それぞれの項目で上位に選ばれた馬を振り返りましょう。

評価項目 高評価馬
AI全頭診断 S評価:⑧ロブチェン
A評価:⑤ジャスティンシカゴ、⑨ゴーイントゥスカイ、⑩ダノンヒストリー
最終追い切り A評価:⑩ダノンヒストリー、⑪アスクエジンバラ

今回の評価で特に注目したいのは⑩ダノンヒストリーが能力・適性と仕上がりの両面で高評価だったことです。

一方、⑧ロブチェンは能力面で最上位ながら、追い切りではB評価。実績だけで判断せず、直前の状態も考慮する必要があります。

菊花賞は多くの馬にとって初めての3000m戦となるため、能力や仕上がりの良さだけで結果が決まるとは限りません。

最終的には当日の馬場状態やオッズ、想定される展開も確認し、軸馬と相手候補を判断することが重要です。

菊花賞2026の全頭診断・追い切り評価の記事を読んだ方へ

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