馬体重が増減すると競走馬はどうなる?予想に活かすためのポイントがコレだ!

馬体重 増減のサムネイル

こんにちは!競馬ビビットです。

突然ですが、皆さんは馬体重の増減がレースにどのような影響を及ぼすかご存知でしょうか?

馬体重は血統や調教と並んで、競馬の予想を行うにあたって無視できない予想ファクターの1つ。

馬体重の増減についての理解が無ければ、競馬で勝てるようになるのは100%不可能と言っても過言ではないでしょう。

そこで、今回はそんな馬体重の増減について徹底解説。

馬体重の増減から分かる馬の状態、さらには馬体重の増減を予想に活かす際のポイントについてもお話します。

本記事を読み終わる頃には、馬体重の増減を適切に読み取り、競馬での勝率UPに期待できるでしょう。

ぜひ、最後までお付き合いください!

この記事の監修者・執筆者
  • 競馬ビビットの執筆者[松本一樹]
    監修者 松本一樹

    競馬ビビットの監修者を務める。競馬予想サイトの元運営者。

    競馬予想サイトを運営する悪徳会社の存在を知り「競馬予想サイトに騙される人を0にする」という理念を掲げて競馬ビビットの運営を始める。

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  • 競馬ビビットの執筆者[石野彩花]
    執筆者 石野彩花

    競馬好きの両親の影響で騎手を志すもデビューすることは叶わず、1ファンとして競馬を楽しんでいたところ悪質な競馬予想サイトの存在を知る。

    自分の好きな競馬を害す運営会社が許せず競馬ビビットへの参画を決意。

    新卒でライティングの会社にいたこともあり、今や競馬ビビットの敏腕ライターとして監修者の松本を支える。

     

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馬体重の増減を最大限活かす?!
見逃しがちなチャンスを掴むための㊙ツールをご紹介!

本記事でも詳しく解説していきますが・・・

競馬における馬体重の増減はチャンスです!

なぜなら、競走馬のパフォーマンスに直結する指標の1つだから。

馬券を買う前にチェックしている人とそうでない人では、的中率に大きな差が生まれることでしょう。

しかし・・・

馬体重の増減から的中を狙うには、パドックの確認はマストになります。

それを踏まえて、ここでは馬体重の増減を最大限活かす方法をご紹介。

3つのステップで解説していくので、ぜひ真似してみてください。

  1. グリーンチャンネルでパドックの動画を確認
  2. えーあいネオで馬体重の増減やパドックの様子を踏まえた全頭の指数を確認
  3. 一攫千金を狙うのではなくワイドor馬連の買い目で勝負

この3つを実際に試した結果・・・

  • 的中率:55%
  • 回収率:308%
  • 10戦の累計利益:+78,560円

これだけの利益を獲得することができました。

もちろんえーあいネオで指数を見るだけでも勝率は上がりますが・・・

競馬の知識を付けるためにも、まずは本記事を最後まで確認してみてください!

馬体重とは

馬体重とは

本記事をご覧下さっている方の中には「そもそも馬体重が良く分かっていない」という方もいるでしょう。

そこで、まずはじめに馬体重についてお話します。

馬体重とは文字通り、馬の体重のこと。

レース直前に発表される情報の1つで、馬のコンディションを把握するための、重要な指標の1つです。

なぜ馬体重からコンディションを把握できるのかは、人間に置き換えると簡単に理解することができるでしょう。

例えば、直近1週間で急激に体重を落としている人は、ストレスによってご飯が喉を通らなくなっていたり、体調不良を起こしていた、という可能性があります。

このように馬の場合でも人間と同様に、体重からコンディションを把握することができるのです。

ちなみに・・・競争馬の平均馬体重は500kg前後。

人間のおおよそ10倍近くの体重がある競走馬ですが、±10kgの差でも人間に置き換えると±5kg相当です。

そのため一見わずかに思える増減でも、パフォーマンスに及ぼす影響は決して小さくありません。

馬体重の増減から分かる馬の状態は?

馬体重の増減から分かる馬の状態は?

先ほど、馬体重は馬のコンディションを把握するために欠かせないとお話しましたが、ここでは

  • 前走より馬体重が増えている場合
  • 前走より馬体重が減っている場合

の2パターンに分けて、馬がどのような状態にあるのかを解説していきます。

馬体重の増減を予想に活かすためにも、必須の項目となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

前走より馬体重が増えている場合

前走より馬体重が増えている場合

前走より体重が増えている場合、競争馬は以下のような状態にあると考えられます。

  • 休み明けによる”太め残り”(やや評価)
  • 成長過程にある(+評価)
  • 調教を控えて余裕を残した状態(やや評価)
  • 冬場の馬体増(適宜判断)
  • 意図的に体重を増やしている(+評価)

それぞれ詳しく解説しますので、気になる項目はタップして確認してみてください。

休み明けによる太め残り

休み明けによる太め残り

休み明けの競走馬が体重を大きく増やしている場合、調教で身体を絞り切れていない太め残り(ベストの体重より重いこと)が考えられます。

特に+15kg以上の増加で、パドックでも胴回りが緩かったり、力強さが見られないと仕上がりが不十分なことが多いです。

ただし、もともと体が細めだった馬が成長したり、筋肉がついて増えたケースもあるため「体重が+15kg以上増えている=太め残り」と決めつけることがないようにしてください。

成長過程にある

競争馬が成長過程にある

若い馬(3歳春〜秋)で、馬体重が大きく増えている場合は成長過程にあると考えることができます。

骨格の拡張や筋肉量の増加に伴う体重増のため、プラスに働くことがほとんど。

調教師が狙って馬体をふっくらさせている可能性もありますが・・・

パドックでスッキリした体付き・メリハリのある筋肉が見られれば、ポジティブな体重増と判断して問題ありません。

たとえ前走比+10kgの大きな増加であっても「成長」として捉えることができるのであれば、同様にプラスとして評価して良いでしょう。

調教を控えて余裕を残した状態

調教を控えて余裕を残した状態

馬体重が増えていて、かつ追い切り内容も控えめな馬は「余裕残し」の可能性があります。

余裕残しとは調教負荷が軽く、体に締まりがないままレースに臨んでいる状態のこと。

並外れた実力のある馬である場合、わざと余裕残しでレースに本番に挑む場合もありますが・・・

そうでない場合は、レース本番で本来の力を発揮できないケースが多々あります。

特に休養明けで追い切り本数が少なかったり、軽めの調整しかされていない馬は、結果的に+15kg前後で出てくることがあるため、どのような追い切りが行われたのかを馬体重と合わせて確認するようにしましょう。

冬場の体重増

冬場に備えた馬体増

冬の時期は馬も人間同様に、寒さ対策で脂肪を溜め込みやすく自然と馬体重が増える傾向があります。

この増加は体調を崩したわけではなく、季節的な要因によるものが多いため、無理に割り引く必要はありません。

ただし、寒さで調教が甘くなっていたり、馬が緩んでいるケースもあるため、単なる季節性か仕上がりの甘さかをパドックで見極めることが重要です。

意図的に馬体重を増やしている

意図的に馬体重を増やしている

厩舎によっては、計画的に馬体重を増やして仕上げてくるケースもあります。

特に細身だった馬に筋肉を付けさせたり、レース後の反動を避ける目的でふっくらさせておくことがあります。

このような馬は+8〜12kg程度の範囲内で、馬体の張りや動きも伴っていれば非常に良い状態といえます。

意図的な増加かどうかは、調教内容や陣営のコメント、過去の好走時の馬体重を参考にすると判断しやすくなります。

前走より馬体重が減っている場合

前走より馬体重が減っている場合

馬体重が減っている場合、競走馬は以下のような状態にあると考えられます。

  • 調教がしっかり積まれて絞れている(+評価)
  • 輸送によるストレスを受けた(やや評価)
  • 使い詰めによる疲労蓄積(評価)
  • 夏場の食欲減退や夏バテ(評価)
  • 成長が止まり体が細くなっている(評価)

それぞれ詳しく解説しますので、気になる項目はタップして確認してみてください。

調教がしっかり積まれて絞れている

調教がしっかり積まれて絞れている

馬体重の減少が「調教を積んだ結果」であれば、これは好材料と捉えることができます。

特に長期休養明けや太めだった馬が、入念な追い切りで無駄な脂肪を落とし、馬体が引き締まった状態であれば、「仕上がっている」判断して良いでしょう。

パドックでの張りや歩様に力強さがあれば尚良しです。

ただし、極端なマイナス(10kg以上)で筋肉量まで落ちている場合は評価が分かれますので、体つきとのバランスで見極める必要があります。

輸送によるストレスを受けた

輸送によるストレスを受けた

競馬場までの輸送は、馬にとって大きなストレスとなることがあります。

特に地方→中央、長距離移動時に見られる−5〜10kg程度の減少は、輸送による食欲不振や発汗が原因であることが多いです。

この場合、必ずしも「体調不良」というわけではありませんが、初めての輸送や馬が神経質なタイプの場合は影響を受けやすく、馬券検討時にはやや注意が必要です。

慣れた輸送ならば問題にならないことも多いですが、パドックで覇気がない場合は割り引きましょう。

使い詰めによる疲労蓄積

使い詰めによる疲労蓄積

馬体重の減少が「使い詰め」の影響によるものであれば、疲労の蓄積を示している可能性が高いです。

特に間隔を詰めて連戦している馬で−10kg以上の体重減が見られた場合は、回復が追いついていないサインと考えられます。

このようなケースでは、パフォーマンスが安定せず、着順も下がりがち。

出走間隔と成績を確認し、さらにパドックで動きに力強さがないようであれば、思い切って軽視する判断も有効です。

夏場の食欲減退や夏バテ

夏場の食欲減退や夏バテ

夏競馬や猛暑時期に馬体重が減っている場合、暑さによる食欲不振や「夏バテ」の影響でコンディションが低下している可能性があります。

特に牝馬や繊細なタイプの馬は気温や湿度に弱く、体調管理が難しいため、−8kg以上の減少があればかなり要注意。

また、見た目以上に体力を奪われていることがあるため、パドックでの元気さや毛ヅヤの状態も要チェックです。

成長が止まり体が細くなっている

成長が止まり体が細くなっている

3歳春から秋にかけての競走馬は、心身ともに成長段階にありますが、成績不振が続いたり調教で無理をさせすぎた場合、「成長が止まってしまう」ことがあります。

この時期に馬体重が減り続けていると、骨格や筋肉の発達が鈍化し、走りに必要なエネルギーが不足しているサインかもしれません。

特に500kg台から480kgを切るような減少は成長停滞や筋肉量の減退を示しており、今後の成績に悪影響が出る可能性があるため、警戒が必要です。

馬体重の増減から予想する際のポイントを解説!

馬体重の増減から予想する際のポイントを解説!

馬体重の増減から、馬がどのような状態にあるのか、ある程度推測できるようになったところで・・・

ここでは馬体重の増減をどのように予想に活かすのか、その際のポイントを解説します。

それが以下の5つ。

  • 前走比±5kg以内はそこまで気にしなくて良い
  • 好走時と同じ馬体重なら+評価
  • 馬体重の増減と調教内容をセットで確認する
  • 増減が大きい馬はパドックで最終的な判断をする
  • 夏場の牝馬の馬体重減少は要注意

それぞれ詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

前走比±5kg以内はそこまで気にしなくて良い

馬体重の増減から予想する際のポイント:前走比±5kg以内はそこまで気にしなくて良い

馬体重の変動が±5kg以内であれば、多くの場合は誤差の範囲と考えられます。

調教による変化や水分の摂取量などの微調整にすぎず、パフォーマンスに大きな影響を与えるケースはほとんどありません。

データでも、±4kg以内の馬の複勝率が高く、安定した走りを見せる傾向が確認されています。

まずは「±5kg以内=安心ライン」と覚えておき、それを超える増減があるかどうかを予想の起点にしましょう。

好走時と同じ馬体重なら+評価

馬体重の増減から予想する際のポイント:好走時と同じ馬体重なら+評価

馬体重は、その馬のベストコンディションを示すヒント。

過去に好走したときの馬体重と近い数字で出走してくるなら、その馬は「仕上がっている」「得意な状態に戻っている」と判断できます。

逆に、過去の凡走時と同じような増減パターンであれば警戒が必要です。

出走表に記録された過去の体重データを照らし合わせ、どの馬体重で結果を出しやすいのかを見ることで、精度の高い評価ができます。

馬体重の増減と調教内容をセットで確認する

馬体重の増減から予想する際のポイント:馬体重の増減と調教内容をセットで確認する

馬体重が増減していたとしても、その背景が「狙った仕上げ」か「予定外の変動」かによって意味が異なります。

例えば、馬体重が−8kgであっても、調教内容が充実していれば「絞れてきた」と好材料。

一方、同じ−8kgでも、調教が軽かった場合は「消耗」や「体調不良」の可能性があります。

馬体重だけでなく、調教時計・本数・調教後のコメントなども確認して総合的に判断することが、馬券の精度を上げるコツ。

馬体重だけで馬のコンディションを判断をするのではなく、裏付けとなるような情報を探すクセを付けましょう。

増減が大きい馬はパドックで最終的な判断をする

馬体重の増減から予想する際のポイント:増減が大きい馬はパドックで最終的な判断をする

前走比で±10kgを超えるような大幅な体重変動があった場合は、レース直前のパドックチェックが重要になります。

体重が増えていても、動きにキレがあり馬体の張りが良ければ成長分や好仕上がりの可能性も。

逆に、歩様が重く見えたり、腹回りが緩く見える場合は太め残りの懸念があります。

数字だけで決めつけず、見た目の印象とのバランスで判断することで、より的確に予想を行うことができるようになるでしょう。

夏場の牝馬の馬体重減少は要注意

馬体重の増減から予想する際のポイント:夏場の牝馬の馬体重減少は要注意

特に牝馬や夏季開催では、馬体重の減少に要注意。

中でも牝馬は体質が繊細で気温や輸送の影響を受けやすく、−10kg以上の減少があるとパフォーマンスを落とすことが多く見られます。

また、夏場は食欲が落ちやすく、体力回復が追いついていない状態での出走も増えるため注意が必要です。

こうした条件下では「体重減=ネガティブ」として扱い、リスク回避につなげるのが賢明。

ぜひ以上5つのポイントをマスターして馬体重の増減を予想に活かしてみてください!

馬体重の増減に関するよくある質問

最後になりますが、ここでは馬体重の増減に関するとよくある質問に回答していきます。

  • Q.馬体重は増えるのと減るのどっちが良い?
    A.一概に言えません。

    ただお話したように、成長や調教での増加は好材料、疲労や夏バテによる減少は注意が必要です。

  • Q.馬体重の最大・最小は?
    A.最大は640kg・最小は315kg。

    JRA史上最高馬体重はショーグンの640kg。一方、最小馬体重はメロディーレーンの315kgです。

  • Q.夏と冬どっちが馬体重の変動が激しい?
    A.夏です。

    暑さで食欲が落ちやすく、それに比例して体重も減りやすくなります。
    中でも牝馬は牡馬に比べて、夏場に大きく体重を落としてしまう傾向が強いです。

馬体重の増減まとめ

今回は馬体重の増減についてお話しました。

いかがだったでしょうか?

馬体重の増減を把握しておくことで、馬のコンディションを詳細に把握することができます。

また今回ご紹介した予想のポイントをマスターすることで、馬体重を参考に競馬での勝率をUPさせることもできるでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

また私たち競馬ビビットは常日頃から本記事の他にも競馬攻略に関するコラムを多数執筆しています。

その中でも本記事をご覧くださった皆さんにオススメのコラムを以下にまとめましたので、ぜひ合わせてご覧ください。

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