ワイドはコツを掴めばおいしい！？具体的な買い方のコツや注意点を徹底解説！

ワイドとはどんな券種？概要をおさらい

初めに、ワイドという券種の概要をおさらいしておきます。

ワイドとは、3着までに入る2頭の組み合わせを馬番号で当てる馬券のこと。

出典：JRA日本中央競馬会

ワイドの主な強みは以下の2点。

• 組み合わせがあっていれば着順に関係なく的中になる
• 結果次第では3点での的中に期待できる

3着に入る馬の内、2頭の組み合わせを当てればよいため、初心者の方にもおすすめの券種です。

ちなみに、フルゲートの場合の的中確率は約1.9%。

パッと見低いように思えますが・・・

似た券種である馬連（0.6%）,3連複（0.12%）に比べると当たりやすいというのは間違いないでしょう。

ワイドの平均配当

ワイドの平均配当は、1,968円となっています（2005年〜2020年）。

的中確率の割に、かなり高いという印象を持ちましたが・・・

これは超高配当も含めた平均値なので、正確な数値とは言えません。

そこで、中央値を調べてみたところ、850円でした。

単純計算で、8点で購入しても利益が出るということ。

的中条件が難しくない割に、着順によっては配当に期待できる。

これがワイドがおいしいと言われる理由です。

ワイドの買い方は3通り！それぞれの強み・弱みを解説！

ワイドには適当な買い目を買う方法以外に、3つの買い方が存在します。

それがこちら。

• ボックス
• フォーメーション
• 軸ながし

それぞれの強みと弱みを解説していきます。

ワイドのボックス

ワイドのボックスは、選択した馬番の全ての組み合わせを同一金額で購入する方法。

上記の買い目を選択した場合

• 1-2
• 1-3
• 1-4
• 1-5
• 2-3
• 2-4
• 2-5
• 3-4
• 3-5
• 4-5

この10点を購入することになります。

ワイドボックスの強み・弱み

ワイドボックスの強みは、選択した馬番を全て購入するため幅広い買い目を買える点。

3種類あるワイドの買い方の中でも最も当たりやすい買い方です。

一方、点数が増えるため余分な買い目も買ってしまうのが弱み。

トリガミのリスクが高いため、頭数の増やしすぎに注意しましょう。

ワイドの軸ながし

ワイドの軸ながしは、軸となる1頭と相手馬を複数含めて購入する方法。

上記の買い目を選択した場合

• 1-2
• 1-3
• 1-4
• 1-5

この4点を購入することになります。

ワイド軸ながしの強み・弱み

ワイド軸ながしの強みは、軸馬を決めることで点数を大幅に抑えることができる点。

軸1頭ながしで購入すれば、ワイドの中で最も回収率に期待できます。

逆に、軸に選んだ馬が馬券に絡まなければその時点で不的中となる弱みが。

荒れた決着が予想されるレースでは的中させること自体、かなり難しいでしょう。

ワイドのフォーメーション

ワイドのフォーメーションは、1頭目と2頭目に購入したい組み合わせを複数選択する買い方。

上記の買い目を選択した場合

• 1-3
• 1-4
• 1-5
• 2-3
• 2-4
• 2-5

この6点を購入することになります。

ワイドフォーメーションの強み・弱み

ワイドフォーメーションはいわば、ボックスとながしの良いところ取りをした買い目。

強みとしては、軸馬・相手馬を複数選択できるため、自由度の高い買い方ができます。

一方、組み合わせを自由に選択できるため、点数計算が難しいのが弱み。

気づいたら点数がかなり増えていた・・・

そんな事態になりかねないので、都度点数計算を行うようにしましょう。

ワイドがおいしい券種である理由3選

先ほど、ワイドはおいしいというお話をしましたが・・・

その理由をさらに細かく解説していきます。

ワイドがおいしい理由①：的中と配当のバランスが取りやすい

ワイドがおいしいと言われる1つ目の理由は、的中と配当のバランスが取りやすいためです。

冒頭でもお話しましたが、ワイドの配当の中央値は8.5倍。

ワイド4頭ボックスで購入しても6点でおさまるため、的中難易度は低め。

にも関わらず、利益を獲得することができるため、的中と配当のバランスを取りやすいといえるでしょう。

ワイドがおいしい理由②：買い目に穴馬を含めやすい

ワイドがおいしいと言われる2つ目の理由は、買い目に穴馬を含みやすいためです。

他の3連複や3連単という券種で勝負する場合、そもそもで当てるのが難しいため、穴馬を買い目に含める余裕が無いという方もいるでしょう。

一方、ワイドは比較的当てやすいため、堅実な馬＋穴馬を1,2頭入れた買い目でも的中を担保したまま勝負することができます。

まずは人気馬中心の買い目で購入し、的中するようになったらぜひ高配当を狙った買い目に挑戦してみてください！

ワイドがおいしい理由③：少ない点数でも当てやすい

ワイドがおいしいと言われる3つ目の理由は、少ない点数でも当てやすい点。

ワイドは競馬の数ある券種の中で、唯一1着&3着の組み合わせでも的中となります。

※単勝と複勝は除きます。

3連複,3連単は1着〜3着に入る馬を全て当てなくてはいけないのに対し、ワイドは3着以内に入る2頭を当てれば的中となります。

例えば、①,②,③,④の4頭が馬券に絡みそうなレースがあるとして、ワイドの買い目は

• ①-②
• ①-③
• ①-④
• ②-③
• ②-④
• ③-④

の6点。

一方で、3連複は4点,3連単は24点の買い目となります。

3連複の方が買い目自体が少ないのは事実ですが・・・

上記の4頭以外の馬が馬券に絡んだ時点で不的中。

しかし、ワイドは他2頭が馬券に絡んでいれば的中となります。

同じ展開を予想していても、3連複,3連単よりも点数が少なくすむのがワイドの強みの1つです。

ワイドのおいしい買い方のまとめ

今回は、ワイドがおいしいと言われる理由についてお話してきました。

いかがだったでしょうか？

確かにワイド自体はおいしい券種ではありますが・・・

なんとなくで購入しても稼げるわけではありません。

本記事で紹介した3つの買い方を使い分けることに加えて、レース毎の情報収集を怠らないようにしてください。

ワイドよりもおいしい裏技紹介！

ワイドは買い方次第でおいしい券種ということがお分かり頂けたと思います。

と言っても、結局買い目を組むのはあなた自身。

どんなに優秀な券種であっても、馬券に絡む馬を見抜ければ利益を稼ぐことはできません。

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