スポーツ新聞の『日刊スポーツ』は当たる?特徴・記者の実力を検証
日刊スポーツは、出走表や記者の予想印だけでなく、独自の「日刊コンピ指数」や本紙見解、関係者の談話など、予想に使える情報が多く掲載されているスポーツ新聞です。
ただ、新聞を読んでいる中で・・
「日刊スポーツの競馬予想って当たらないの?」
「紙面を見ても情報量が多すぎて、どこを見ればいいのか分からない」
このように感じている人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、日刊スポーツの紙面の見方から、記者の予想が本当に当たるのかまで分かりやすく解説。
他の競馬新聞との違いや、WEB版「極ウマ・プレミアム」で使えるコンテンツも紹介しているので、日刊スポーツを買うべきか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
日刊スポーツはデータ重視で初心者からベテランまで活用しやすいスポーツ新聞
日刊スポーツは、出走表や記者印だけでなく、日刊コンピ指数や本紙見解なども確認できるため、レース全体の評価を把握しやすいスポーツ新聞です。
まずは、日刊スポーツの概要を簡単にまとめました。
| 新聞名 | 日刊スポーツ |
|---|---|
| 特徴 | 出走表・日刊コンピ指数・ 記者印・本紙見解などを確認できるスポーツ新聞 |
| 価格 | 1部180円 |
| 購入方法 | コンビニ、駅売店、 新聞販売店などで購入可能 |
| 主な予想材料 | 日刊コンピ指数、記者の予想印、 出走表、本紙見解、関係者コメントなど |
| 向いている人 | 本命寄りで堅く買いたい人 軸馬をデータから絞りたい人 |
| WEB版/価格 | 日刊スポーツ競馬「極ウマ・プレミアム」/月額880円〜 |
特に日刊コンピ指数は、各馬の評価を数字で見られる点が特徴で、初心者でも上位評価の馬を確認しやすくなっているのが特徴。
また、紙面だけでなくWEB版の「極ウマ・プレミアム」も用意されており、スマホやパソコンから競馬情報を確認できる点も便利です。
このように日刊スポーツは、紙面とWEBの両方から競馬情報を集められるため、競馬初心者から普段新聞を使って予想している人まで幅広く活用しやすい新聞と言えるでしょう。
他の競馬新聞のことも気になるという方にはこちらにまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
日刊スポーツの見方を実際の紙面を用いて解説
日刊スポーツには、出走表・日刊コンピ指数・記者の予想印・本紙見解・関係者の談話など、予想に使える情報がまとめられています。
ただ、初めて見る人にとっては、どこを見ればいいのか分かりにくい部分もあるでしょう。
そこでここからは
- 日刊スポーツで見れるコンテンツ
- 出走表
- 日刊コンピ指数
- 記者の予想印
- 本誌見解
- 人気度チェック
- 関係者の談話
上記の内容を、日刊スポーツの競馬面を見ながら一つずつ解説していきます。
出走表
日刊スポーツの出走表は、出走する馬の情報を1頭ずつ縦の列でまとめたものです。
上部にある白・黒・赤・青・黄・緑などの色付き枠は、枠番と馬番を表しています。
競馬では、1枠が白、2枠が黒、3枠が赤、4枠が青、5枠が黄、6枠が緑、7枠が橙、8枠が桃で表示されるため、まずはどの馬が何番に入ったのかを確認しましょう。
また、出走表では馬名だけでなく、騎手・斤量・性齢・厩舎・近走成績なども確認できます。
特に見るべきなのは、騎手、斤量、前走成績、今回の距離やコース。
レース毎の条件が変われば、それだけ馬の調子も変わってきます。
まずは出走表で馬の条件を確認し、そのうえで日刊コンピ指数や記者の予想印を見ると予想を整理しやすくなります。
日刊コンピ指数
日刊コンピ指数は、日刊スポーツ独自の指数で、出走馬の評価を数字で表したものです。
数字が高い馬ほど上位評価を受けている馬と考えられ、レースの中心馬や相手候補を探すときの目安になります。
コンピ指数の評価基準は以下の通り。
| コンピ指数 | 評価の目安 | 概要 |
|---|---|---|
| 90 | 最高評価 | かなり強く評価されている馬。 軸候補として最初に確認したい |
| 70〜89 | 高評価 | 上位争いの中心になりやすい馬。 本命候補として見られやすい |
| 50〜69 | 中評価 | 展開や条件次第で 馬券内を狙えるライン |
| 49以下 | 低評価 | 紙面上の評価は低め。 基本は慎重に判断したい |
コンピ指数は1頭ごとの評価だけでなく、レース全体の波乱度を見るときにも使えます。
たとえば、指数1位の馬が90に近く、2位以下と大きな差がある場合は、その馬が抜けて評価されているレースだと考察。
実際に、2025年の日本ダービーでは、1着となったクロワデュノールのコンピ指数が88で、2位のミュージアムマイルが65だったため、指数差は23。
このように指数1位と2位以下に大きな差があるレースでは、指数1位の馬を軸候補として見やすくなります。
また、コンピ指数では上位1〜3位の合計値も重要。
指数1〜3位の合計が220以上なら順当なレース、205以下なら波乱傾向のレースと見る考え方もあります。
つまり、日刊コンピ指数は「どの馬が強そうか」だけでなく、「そのレースが堅いのか、荒れそうなのか」を判断するためにも使えるコンテンツ。
まずはコンピ指数で上位馬や波乱度を確認し、そのうえで記者印、近走成績、オッズと照らし合わせて判断するのが基本となります。
記者の予想印
記者の予想印は、日刊スポーツの競馬記者が各馬に対してどのくらい期待しているかを示した評価です。
画像の出走表では、馬名の下あたりに「◎」「◯」「▲」「△」「☆」などの印が記載。
この印を見ることで、どの馬が本命視されているのか、どの馬が相手候補として見られているのかを確認できます。
| 予想印 | 評価の目安 | 概要 |
|---|---|---|
| ◎ | 本命 | 記者が最も高く評価している馬。 軸候補として見られやすい |
| ◯ | 対抗 | 本命に次ぐ評価の馬。 ◎の相手候補として有力 |
| ▲ | 単穴 | 勝ち切る可能性もある馬。 人気次第では狙い目になる |
| △ | 連下 | 2着・3着候補。 相手に入れるかを検討したい馬 |
| ☆ | 穴候補 | 人気以上に走る可能性がある馬。 |
| 印なし | 評価低め | 紙面上では強く評価されていない馬。 |
各印を見ることで、レースの中心になりそうな馬から相手候補、穴として注目されている馬まで大まかに把握できます。
特に複数の記者から同じ馬に印が重なっている場合は、それだけ紙面上で評価が集まっている馬と考えられるため要チェック。
予想印は買い目をそのまま決めるためというより、各馬の評価の強弱や、記者の注目が集まっている馬を整理するための材料として見ると分かりやすいでしょう。
本紙見解
本紙見解は、日刊スポーツ側がそのレースをどう見ているのかを文章でまとめた部分です。
画像では、赤い文字で「本紙見解」と書かれている部分があり、その横にレースの中心馬や注目ポイントについての文章が掲載。
出走表や予想印は、数字や記号で馬の評価を確認するものですが、本紙見解では「なぜその馬を評価しているのか」「どんな展開を想定しているのか」といった理由まで文章で確認できます。
まず出走表で各馬の基本情報を確認し、予想印で評価の高い馬を見たうえで、本紙見解を読むことで、日刊スポーツがそのレースをどう考えているのかをより具体的に把握できます。
人気度チェック
人気度チェックは、レースごとの予想印を簡潔にまとめたコンテンツです。
新聞の中ではかなり小さめに掲載されているため、初めて見る人は少し見つけづらいかもしれません。
ただ、内容としては非常にシンプルで、各馬に付いている予想印を一覧で確認できる項目です。
人気度チェックは、細かい根拠を読むというより、注目馬や評価されている馬を短時間で確認するための項目として見ると分かりやすいでしょう。
関係者の談話
関係者の談話は、調教師や厩舎関係者などが、その馬の状態や今回のレースに向けた見通しをコメントしているものです。
実際に記載されていた内容としては
体ふっくら見せ、すごいいいから状態で帰ってきた。東京や左回りは問題ない
馬体回復。牝馬同士なら重賞も能力引け取らない。折り合いつけば。
前走よりはいい感じ。ハンデは気にならないくらい馬場状態悪くても平気
などのような短評で意見が載せられています。
関係者の談話では「馬の状態はどうなのか」「前走から変わった点はあるのか」「今回の条件は合いそうなのか」といった現場側の声を確認できるリアルな声が見れるコンテンツとなります。
日刊スポーツWEB版「極ウマ・プレミアム」のコンテンツ
日刊スポーツの競馬情報は、紙面だけでなくWEB版の「極ウマプレミアム」でも確認できます。
極ウマプレミアムでは、中央競馬や地方競馬の情報に加えて、出馬表、日刊コンピ指数、記者予想、AI予想などの予想材料がWEB上で閲覧可能。
ここでは、予想を立てるうえでオススメのコンテンツ「全レースAI予想」「電子版出走表」の2つに関して紹介していきます。
全レースAI予想
全レースAI予想は、極ウマプレミアムで見られるAIの買い目予想です。
過去のレースデータをAIに学習させ、各レースで狙えそうな買い目を出してくれるコンテンツで、前日夜に見られる「前日予想」と、各レース約30分前に見られる「直前予想」があります。
使い方としては、まず前日予想で買う候補のレースを確認し、当日は直前予想を見て最終判断する流れが分かりやすいです。
また、AI予想では馬連・3連複・3連単の予想が公開されているため、堅めに見るなら馬連、相手を広げたいなら3連複、配当を狙うなら3連単というように、券種ごとに使い分けられます。
ただし、AI予想をそのまま買うのではなく、日刊コンピ指数や記者印と合わせて見ることで、注目すべきレースや馬を判断しやすくなるでしょう。
電子版出走表
電子版出走表は、日刊スポーツの出走表をスマホやパソコンで確認できるコンテンツです。
使い方としては、まず電子版出走表でレース条件や出走馬を確認し、そのあとに日刊コンピ指数、記者印、本紙見解を見ていく流れが分かりやすいです。
この流れを踏まえて、
- 紙面のようにじっくり見たい場合→「本紙PDF出馬表」
- スマホで手早く確認したい場合は→「シンプル版」
- 各馬の近走成績までしっかり見たい場合は→「馬柱タテ」や「馬柱ヨコ」
を使うと見やすくなります。
電子版出走表では、枠番・馬番・馬名・騎手・斤量・近走成績などの基本情報に加えて、人気度チェックや本紙見解なども確認できます。
そのため、新聞を買えない日でも、WEB上で日刊スポーツの出走表を見ながら予想を進められるのが便利な点です。
日刊スポーツの競馬記者の予想は当たる?各予想印の馬券内率を調査
ここまで日刊スポーツの見方や使い方を解説してきましたが、実際に「どの記者の予想が参考になるのか?」が気になる人もいるでしょう。
日刊スポーツでは複数の記者が競馬予想を公開していますが、今回はその中でも予想を出す頻度が多い代表的な8名を対象に、各印がどれくらい馬券内に入っているのかを調査。
以下が検証条件になります。
| 検証期間 | 2026年1月〜3月 |
|---|---|
| 検証対象 | 日刊スポーツで予想印を確認できた8名の記者 |
なお、ここでの馬券内率は、対象の印が付いた馬が3着以内に入った割合を指します。
結果は以下の通りでした。
| 記者名 | ◎の馬券内率 | ◯の馬券内率 | ▲の馬券内率 | △の馬券内率 | ☆の馬券内率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 久野朗 | 12.0% | 8.0% | 6.0% | 5.0% | 2.0% |
| 木南友輔 | 10.0% | 9.0% | 4.0% | 6.0% | 3.0% |
| 太田尚樹 | 8.0% | 12.0% | 7.0% | 3.0% | 1.0% |
| 下村琴葉 | 14.0% | 7.0% | 9.0% | 4.0% | 5.0% |
| 伊嶋健一郎 | 15.0% | 10.0% | 5.0% | 7.0% | 2.0% |
| 高木一成 | 7.0% | 6.0% | 8.0% | 3.0% | 1.0% |
| 深田雄智 | 12.0% | 11.0% | 4.0% | 5.0% | 3.0% |
| 井上力心 | 9.0% | 5.0% | 6.0% | 4.0% | 2.0% |
表を見ると、全体的には◎の馬券内率が高い記者が多く、やはり本命印は軸候補を探すうえで参考にしやすい印と言えます。
特に「伊嶋健一郎氏」や「下村琴葉氏」は、◎の馬券内率が他の記者よりも高く、中心馬を見極めるうえで注目したい結果となりました。
一方で、「太田尚樹氏」は◯、「高木一成氏」は▲の馬券内率が◎を上回っており、記者によって得意な印の傾向に違いがあることも分かります。
そのため、日刊スポーツの予想印を見る際は、◎だけに注目するのではなく、記者ごとにどの印が馬券内に入りやすいのかも確認しておくと、予想の参考にする際に整理しやすくなるでしょう。
日刊スポーツを使って本命寄りで堅く買うための手順
日刊スポーツを使って馬券を買うなら、まずは本命寄りのレースを見つけることが大切です。
日刊スポーツには、日刊コンピ指数・記者の予想印・本紙見解・人気度チェックなど、各馬の評価を確認できる材料がそろっていまが・・
すべてのレースを同じように買うのではなく「上位評価の馬が信頼できそうなレースか」「軸にできる馬がいるか」「配当が安すぎないか」を順番に確認して参加していくことが重要。
ここでは、日刊スポーツを使って本命寄りで堅く買うための基本的な流れを紹介します。
コンピ指数1〜3位の馬を見てずば抜けた1頭がいるか確認する
まず確認したいのは、日刊コンピ指数の上位1〜3位です。
コンピ指数は、数字が高い馬ほど上位評価を受けている馬として見られます。
そのため、1位から3位までの指数が高くまとまっているレースは、上位評価の馬に力が集まっているレースと考えやすくなります。
そして、その中でもさらに指数の数値が高い馬がいた場合は、期待値がかなり高いことになります。
反対に、上位3頭の指数がそこまで高くなかったり、4位以下との差が小さかったりする場合は、力関係がはっきりしていない可能性が高い・・
本命寄りで堅く買いたい場合は、まずコンピ指数上位馬の評価がはっきりしているレースを選ぶのが基本です。
コンピ指数1位の馬を見て軸にできるか判断する
次に、コンピ指数1位の馬を確認します。
指数1位の馬は、そのレースの中で最も高く評価されている馬なので、まず軸候補として見るべき存在。
ただし、コンピ指数1位だからといって何も考えずに軸にするのは危険です。
前走の内容、今回の距離、枠順、騎手、斤量、馬場状態などを見て、今回も力を出せそうかを確認。
たとえば、指数1位でも距離延長が不安だったり、苦手な馬場になりそうだったり、前走より斤量が重くなっていたりする場合は、信頼しすぎないほうがいいでしょう。
反対に、指数1位で近走成績も安定していて、今回の条件も悪くない馬であれば、軸候補として考えやすくなります。
コンピ指数1位の馬は「必ず買う馬」ではなく「最初に軸として使えるか確認する馬」として見るのが分かりやすいです。
記者の記者印を見てコンピ上位馬に印が集まっているか見る
コンピ指数で上位馬を確認したら、次に記者の予想印を見ます。
ここで見るべきなのは、コンピ指数上位の馬に「◎・◯・▲」などの印が集まっているかどうか。
コンピ指数が高い馬に記者の印も重なっている場合は、数字の評価と記者の評価が近い馬と考えられます。
特に、コンピ指数1位の馬に複数の記者から◎や◯が付いている場合は、紙面上でも高く評価されている馬としてチェックしておきたいところ。
一方で、コンピ指数は高いのに印が少ない馬は、数字だけでは分からない不安材料がある場合があります。
本命寄りで堅く買うなら、まずはコンピ指数上位と記者印の評価が重なっている馬を中心に考えると、予想を整理しやすくなるでしょう。
オッズを見て買う価値がある配当か確認して馬券を買う
最後に確認したいのがオッズです。
コンピ指数が高く、記者印も集まっている馬がいたとしても、オッズが低すぎる場合は無理に買う必要はありません。
競馬では、当てることだけでなく、配当とのバランスを見ることも大切です。
たとえば、人気馬を中心に買って的中しても、配当が安すぎれば利益はほとんど残りません。
特に日刊スポーツのように多くの人が参考にする情報では、評価が高い馬ほど人気になりやすいことがあります。
そのため、馬券を買う前には「この組み合わせで買う価値があるか」を必ず確認しましょう。
まとめ
日刊スポーツは、出走表・日刊コンピ指数・記者の予想印・本紙見解など、競馬予想に必要な情報をまとめて確認できるスポーツ新聞。
特に日刊コンピ指数を使えば、各馬の評価を数字で把握できるため、レースの中心馬や相手候補を整理しやすくなります。
ただし、指数や印をそのまま買い目にするだけでは、人気馬に偏ったり、配当が安くなったりすることも・・・
そのため、日刊スポーツを使う際は、コンピ指数で上位馬を確認し、記者印や本紙見解で評価の根拠を見たうえで、最後にオッズを確認することが大切です。
結論として、日刊スポーツは大穴を狙うための新聞というより、本命寄りで堅く買うために活用しやすい競馬新聞と言えるでしょう。
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