地方競馬の一般戦・重賞戦について詳しく解説！合わせて賞金額の高い注目レースをランキング形式でご紹介！

地方競馬の一般戦について

冒頭でお話したように計15の競馬場で開催される地方競馬ですが・・・

中央競馬と違って、競馬場ごとに独自のクラス分けルールが導入されています。

表記の仕方も異なるため、中央競馬しか触れてこなかった方には一発で理解することは難しいでしょう。

そこで、ここでは地方競馬のクラス分けのルールについてお話していきます。

クラス分けについて

各競馬場によって独自のクラス分けルールが存在しますが、基本的には地方競馬のクラス分けは3段階に分かれます。

その3段階とは以下の3つ。

これらの各段階を通して、地方競馬のクラスは細分化されていきます。

1. アルファベット
2. 数字
3. 漢数字・カタカナ・いろは

1段階目はアルファベットによるクラス分け。

Aが最も高いクラスとなり、B＞Cの順で続きます。

2段階目は数字によるクラス分け。

1が最も高いランクとなり、2＞3の順で続きます。

3段階目は漢数字・カタカナ・いろはによるクラス分け。

漢数字では一組＞二組＞三組＞四組、カタカナではア＞イ＞ウ＞エ＞、イロハではイ＞ロ＞ハの順で続きます。

例えば・・・実際のレースでは「C2一」・「B2三」といった風に各段階での表記を組み合わせて用いられるので、覚えておきましょう。

地方競馬の重賞レースについて

続いて重賞レースについてお話していきます。

中央競馬の重賞レースはGI・GII・GIIIですが・・・

地方競馬はJpn1・Jpn2・Jpn3の3つのグレードで分けられます。

※東京大賞典のみGIレース

各グレードで、どのようなレースが開催されているのか確認していきましょう。

有名なJpn1レース

地方競馬の重賞レースの中で最もグレードが高いのはjpn1。

中でも有名なレースは以下の3つ。

「羽田盃」・「東京ダービー」・「ジャパンダートクラシック」をまとめて3歳ダート3冠競走と言います。

元々、単なる地方競馬の重賞競走として開催されていましたが・・・・

中央競馬・地方競馬の垣根を超えて3歳ダート王を決定するため、新たにダートグレード競走として実施されるようになりました。

中央競馬のレースと比較しても注目度の高いレースとなっているので、覚えておいて損はないでしょう。

有名なJpn2レース

続いてJpn2についてご紹介していきます。

Jpn1に次いで、地方競馬で主要な競争であるJpn2。

中でも有名なレースは以下の3つ。

「日本テレビ盃」で1着となった馬には”JBCクラシック”への出場権。

「東京盃」で1着となった馬には”JBCスプリント”への出場権が与えられます。

「JBCクラシック・JBCスプリント」は”ダート競馬の祭典“として注目度も高いので、合わせて覚えておきましょう。

一方「浦和記念」は1,2着に入線した馬に対して、”東京大賞典(GI)”への出場権が与えられます。

有名なJpn3レース

最後にご紹介するのがJpn3。

中でも有名なレースは以下の3つです。

「東京スプリント」はかしわ記念の前哨戦。

「エーデルワイス賞」は2歳牝馬による唯一のダートグレード競走となっています。

「JBC2歳優駿」は先ほどご紹介した”ダート競馬の祭典”の2歳カテゴリーとして2020年に開始。

歴史はまだそこまで深くありませんが、Jpn3の中でも注目度の高いレースとなっています。

地方競馬の賞金ランキングTOP5

続いて、地方競馬の賞金ランキングTOP5をご紹介していきます。

「賞金の高いレース=注目度の高いレース」と言えるので、確認しておいて損はないでしょう。

地方競馬の賞金ランキングTOP5は・・・

• 1億円
• 8,000万円
• 7,000万円
• 6,000万円
• 5,000万円

それぞれどのようなレースがあるのか確認していきましょう。

賞金1億円の重賞レース

地方競馬で最も賞金が高いのは・・・賞金1億円の重賞レース。

中央競馬のみでしか馬券を購入しない方でも知っているレースがあるのではないでしょうか。

賞金1億円の重賞レースは全部で4つ。

そのほとんどがJpn1のレースとなっています。

中央競馬でも1億円を超えるレースはそうありません。

「地方競馬=中央競馬よりも規模感が小さい」と考えている方でも、参加してみれば地方競馬の楽しさを感じとって頂くことができるでしょう。

これから地方競馬で勝負しようと考えている方は、ぜひ賞金1億円のレースに参加してみてください。

賞金8,000万円の重賞レース

続いて、地方競馬で2番目に賞金が高いのは・・・賞金8,000万円の重賞レース。

賞金8,000万円の重賞レースは4つすべてJpn1。

短距離のレースが多く、昨年はメイショウハリオ・イグナイターの2頭が優勝を飾っています。

この2頭はGIレースへの出走経験もあり、中央競馬の競走馬と比べても引けを取りません。

地方にお住まいの方は、近くの競馬場でこの2頭が走るレースがあればぜひ足を運んでみてください。

賞金7,500万円の重賞レース

地方競馬で3番目に賞金が高いのは・・・賞金7,500万円の重賞レース。

賞金7,500万円のレースはマイルチャンピオンシップ南部杯のみ。

マイルチャンピオンシップ南部杯の正式名称は「農林水産大臣賞典マイルチャンピオンシップ南部杯(Road to JBC)」。

先ほどご紹介したJBCスプリント・JBCクラシックといったJBC競走の前哨戦として実施されています。

賞金7,000万円の重賞レース

地方競馬で4番目に賞金が高いのは・・・賞金7,000万円の重賞レース。

賞金7,000万円の重賞レースはジャパンダートクラシックのみ。

先ほどご紹介させて頂いた3歳ダート3冠競走の最終戦として注目を集めています。

昨年の2023年にはミックファイアが、トーシンブリザード以来22年ぶりに無敗で3冠を達成したことで話題となりました。

賞金6,000万円の重賞レース

最後になりますが、地方競馬で5番目に賞金が高いのは・・・賞金6,000万円の重賞レース。

賞金6,000万円のレースはJBCレディースクラシックのみ。

国内の牝馬限定ダートグレード競走では唯一のJpn1。

開催場となる競馬場のコース形態に合わせてさまざまな距離で行われる、通常とは少し異なる特徴を持つレースです。

今年2024年には、始まって以来初めて佐賀競馬場(1860m)で開催されることから注目が集まっています。

まとめ

今回は地方競馬の一般戦・重賞戦についてお話しました。

賞金ランキングなどを確認して頂くことで、地方競馬でも競馬を充分に楽しめることが分かって頂けたのではないでしょうか。

また今回ご紹介したこと以外にも、地方競馬には中央競馬と違った魅力が沢山あります。

騎手や競走馬、そして地方競馬独自の券種などなど・・・

中央競馬でしか馬券を購入しない方でも、１度地方競馬に参加してみれば普段とは少し違った楽しさを感じることができるでしょう。

しかし、だからといって競馬で稼ぐことは簡単ではありません。

ここでは本記事をここまで読んで下さった方限定で、競馬で勝つための裏技をお伝えします。

それは・・・競馬予想サイトを利用すること。

競馬予想サイトとは、プロの予想家による予想を公開しているサイト。

精度の高い買い目を公開しているサイトに登録すれば、簡単に稼ぐことができます。

ここでは、競馬ビビットが実際に検証し、長期的に稼ぐことができている優良競馬予想サイトを3つご紹介。

無料で利用できるので、目を通してみてください。